博多電光

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TSG映画鑑賞会・アニメ鑑賞会の軌跡

Cinema

※この記事は TSG Advent Calendar 2018 8日目のエントリです。

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博多市が所属しているサークルTSGでは、映画鑑賞分科会やアニメ鑑賞分科会といった催しが定期的に行われている。

こういった交流目的のイベントが定期的に開かれるのはTSGの良い文化のひとつだと思っている。博多市がTSGを去った後も後輩諸君にはぜひ定期的にこういう鑑賞会を開催してほしい。

というわけで、今後同様の分科会を主催しようと考える将来の部員のために、またTSGの良さを人々に知ってもらうために、今までに開催した各種鑑賞会のログを残しておこうと思う。

映画鑑賞分科会

TSG映画鑑賞分科会は博多市が知る限り2013年から開催されている伝統的な (?) 分科会である。1年に1回程度の頻度で開催されており、その年に封切りされた新作アニメ映画を劇場で鑑賞するのが通例となっている。

2013年11月 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』 @TOHOシネマズ渋谷

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@levelfourの提案により突如発生した分科会。筆者は参加せず。

思えばこれが現代まで続く伝統の始まりだった。

2014年12月 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』 @新宿バルト9

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楽園追放鑑賞分科会 : ATND

@nolze提案の分科会。2年連続の虚淵。提案した本人が予定合わず来られないという面白トラブルに見舞われるも無事鑑賞できた。

映画の内容もSF的ロマンとスリリングなシナリオが融合した良作だったと記憶している。

2015年8月? 『心が叫びたがってるんだ。

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開催記録が見つからないが確かこれくらいの時期だったはず。

緘黙症や吃音症という扱いづらいテーマをストーリーに組み込みながら「トラウマを克服する勇気」を鮮やかに描きあげた青春物語。ヒロインの成瀬順は2018年現在も友利奈緒とともにCTF界隈のミームとなっており、ある種の必修科目でもある。

2016年9月 『君の名は。』 @新宿バルト9

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もはや語る必要のないアニメ映画の金字塔。この映画が世間でバズり始めたのが確か11月ごろだと記憶しているがそれよりも一足早い鑑賞会となった*1

この時の開催は、映画を鑑賞したあと夕餉を共にして映画について語り合う時間を設けたのが非常によかった。映画館が新宿だったというのもあって (また映画が考察しがいのあるシナリオだったのもあって) 考察が進んだのをよく覚えている。教訓として映画を鑑賞したあとはそのまま帰らずに一緒にご飯を食べるのが大事だと学んだ。

2018年2月 『さよならの朝に約束の花をかざろう』 @新宿バルト9

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少し時期が飛んで2017年度冬の分科会。夏に映画鑑賞分科会を開催しようという機運が持ち上がり、『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』か『関ヶ原』を見ようかという話が出ていたものの、「打ち上げ花火」は世評が芳しくなかったためそのまま流れてしまった*2

純ファンタジー作品でこれまでとは毛色の違う作品だったが楽しむことができた。いろんな意味で重厚なストーリーに仕上げられており、115分という比較的長尺ながら飽きさせない構成が見事だった。機会があればぜひもう一度観たい映画の1つ。

2018年9月 『カメラを止めるな!』 @TOHOシネマズ上野

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最新の映画鑑賞分科会であり初めての非アニメ映画。観る時期が時期だったため若干乗り遅れた感があるがちゃんと見るべき時に見れたので良かった。

何を言ってもネタバレになるとして有名な映画だが、感想としてはやはり実によい映画だった。博多市としてはその表現手法にやや苦手を感じる部分があったが、それを差し引いても完成された作品であることに間違い無い。

鑑賞メンバーが全員本郷生だったため鑑賞後には本郷に赴きのんびりと作品の感想を語り合った。

アニメ鑑賞分科会

アニメ鑑賞分科会は今年度に入ってから成立した比較的新しいイベントである。その内容は映画鑑賞分科会とは異なり、適当な場所で1作品分のアニメを通し見する (いわゆる一挙放送) というものである。そもそもそういう目的で使える場所がほとんどないため、今のところ本郷キャンパスの地下空間で毎度開催されている。

鑑賞環境は劇場とは比べるべくもないが、地下にはソファがあり専用のスピーカーも調達したため割と快適な環境でアニメを見られている。見る作品は新作というよりは往年の名作といった趣のものが多く、こちらはこちらで楽しいイベントになっている。

2018年8月『Angel Beats!

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@kcz146が受験時代に Angel Beats! を観た思い出話を聞いて博多市が立案したイベント。博多市にとってもリアタイで通して見た初めてのアニメなので感慨深く、話に花を咲かせることができた。

2018年10月『STEINS;GATE

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先述の@kcz146がSTEINS;GATE未視聴ということで開催した第2回アニメ鑑賞分科会。STEINS;GATEはプログラミングとかに関わる人は絶対に見るべきアニメだと思う。前日に部長の@akouryyを誑かして急遽参戦させた。

他と違い2クールアニメということで2日間に分割して鑑賞する案もあったが、ストーリーの性質上2分割しないほうがいいと博多市が主張したので、参加者は早朝から深夜まで休みなく画面を見続けることになった。結果的に良かったと思うが果てしなく疲れたのであまり頻繁にはできないと思われる。

2018年12月『Serial Experiments Lain

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なんのことはない、このエントリが公開される本日12月8日に開催予定の鑑賞会である。

次は誰も見たことがないアニメを選ぼうということで、ハッカーが絡む (らしい) 往年の名作 (らしい) であるLainを観ることになった。当然博多市も未視聴なのでどんな会になるのか全く想像つかない。

視聴した感想は、翌日のエントリで公開する予定なので、それも楽しみにしていただきたい。

まとめ

こうして振り返ってみると、いろんな作品をTSGメンバーとともに鑑賞してきた。こういう鑑賞会は本当にいい文化で、とくに映画鑑賞分科会は、博多市の人生に「映画を観る習慣」を与えてくれたものの1つなので、その存在には感謝してもしきれない。読者諸兄もぜひ仲間内での作品鑑賞会を積極的に開くことをお勧めする。

また、TSG民は次に鑑賞する映画、アニメをいつでも探し求めているので、布教したい作品などあったらぜひ教えてもらいたい。

*1:ちなみに博多市はこの2週間前に鑑賞済みだった。この年はシン・ゴジラといいサブカル映画豊作の年だった

*2:結局、「打ち上げ花火」は未視聴のままである